1948-09-24 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第61号
○西田證人 商工大臣、安本長官、苫米地國務大臣、それから西尾官房長官というような経済閣僚のメンバーでございました。そのほかに業者が陳情しました際には私は参つておりません。
○西田證人 商工大臣、安本長官、苫米地國務大臣、それから西尾官房長官というような経済閣僚のメンバーでございました。そのほかに業者が陳情しました際には私は参つておりません。
○苫米地國務大臣 これは昨日の閣議で逓信省の改組案というものが決定しました。委員長の方には逓信大臣から連絡があつたと思うのですが、あるいは國会が開かれてからでないと正式に撤回はできないのですから、委員長に了解をとつてもらいたいということになつているのです。
○苫米地國務大臣 大体一箇月くらいと思います。
○苫米地國務大臣 ただいま上程せられました事業者團体法案につきまして、その提案の理由を説明いたします。 わが國の経済、特に戰時中の統制経済におきましては、いわゆる産業團体、すなわち本法案におきまする事業者團体は、業界組織化の中核的な存在といたしまして、統制の遂行に所要の寄與をなしてまいつたのであります。
○苫米地國務大臣 この前にこの委員会に私参りまして、そうして予算案の提出が遅れたということに対するお言葉があつた。その際にも今総理が申されたような、率直な内訳を申し上げたわけであります。しかしそれでも予算の審議にはどうしても三週間かかるということだつたので、予算大綱でもとにかく事前審議をしていただくというようなことができればということで、二十七日に出したわけであります。
○苫米地國務大臣 閣議で決定したのは八日、それから関係方面にもちこんで行つたのが十日だということを私は申し上げたので、その点に対しては変つていない。
○苫米地國務大臣 ただいまの御質問は至極ごもつともだと思います。戰時中に合併しました町村におきましては、自然に適つたものもあれば不自然な合併もあつたように思うのでありますが、今度の場合におきましては、戰時中に合併したものの中のある町村が、分村を希望するという住民の希望があれば、これを取入れる、こういう規定でありまして、今町村の議会と言われましたけれども、議会でなくて、住民の一般投票です。
○苫米地國務大臣 ただいまのところがかんじんな点だと思います。要するにこの決定権は縣の議会にある。ただ分村を希望する一般住民の投票によつて、これは非常な強い参考になるのであります。從つて分村を希望しないという決議を、一方の方でやるかもしれません。その場合もやはり縣議会としては、これを一つの参考資料として、そうしてとらわれない高いところからこれを判断してきめる、こういうことになつております。
○苫米地國務大臣 その場合には、その町村の一般投票できめられた決議はやはり成り立たない。法律施行後二箇年聞これが行われるのでありまして、二箇年後になればそういうことさえも行われないのであります。
この際苫米地國務大臣り発言を求められております。これを許可いたします。苫米地國務大臣。 〔國務大臣苫米地義三君登壇、拍手〕
○苫米地國務大臣 ただいま議題となりました総理府設置法案の提案理由を説明いたします。 新憲法施行後その制定の趣旨に基き、わが國の行政組織を規律する恒久的な法律として、さきに政府は國家行政組織法案を立案し、現に國会に提案し、目下御審議を願つておりますことは、皆樣御承知の通りであります。
○苫米地國務大臣 それは調べて見なければわかりませんが、さつきも申し上げたように、中旬に出すということを総理は言われたのだと思う。
一昨日政府に四大臣の御出席を、揃つての御出席を要求したのでありますが、政府の都合で今苫米地國務大臣と西尾國務大臣が見えております。両大臣に対して御質問を願いたいと思います。
○苫米地國務大臣 この委員会に付託になりました地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要なる事項の概略を御説明申し上げます。
○苫米地國務大臣 本予算を今編成にかかつておりますが、それが非常にめんどうであつたら暫定予算を出さなれればならぬ。どつちの予算を出すにしても十日間は要る。もちろん國会の方で通過さえすればよいのですけれども……。
○苫米地國務大臣 これは本予算ができないでも、五月の暫定予算のことがあります。それにしても十日間くらい、そういう関係からいきますれば、二十一日くらいから始めていただかぬとどうかと思います。
たとえばこの席上でも割合にはつきりしてきたことは、加藤労働大臣のおつしやること、それからたとえば民主党出身の大藏大臣、あるいは苫米地國務大臣、こういうような方の言われることと食い過いがある。さらに交渉の内容を見ますと、加藤労働大臣と、西尾國務大臣との間にもいろいろ意見があることを看取されます。
そうしてどこから終つておるかというと、率直に申せば、西尾國務大臣、苫米地國務大臣、あるいはそこに官僚群の今井給與局長、こういう連中がますます問題を紛糾させる。私は今後この経過において具体的に審査する必要がありはしないか、これはすなわち古い官僚群がある、爭議を自分らも、何らかの意図のもとにますます混乱させ、長引かせておるような形が明らかに出ている。
苫米地國務大臣は、この前、今の給與によりますれば、東京では、三人家族でもつて三十二、三歳の者は、一般の事務員が四千二百六十六円、現業は五千三百三十三円になると言われたのである。しかし、これは單に名目上の手取りにすぎない。しかも、こういう給與の体系は非常に複雑なるために、鉄道総局に行きましたら、上の方では、だれがいくら取つて、だれがどうか、そんなことは全然知らぬ。末端に行かない限りわからぬ。
○苫米地國務大臣 追加予算の方は昨日正式に提案したのでありますが、これは新給與の差額支給が大部分を占めております。その支給を二十日にしたい。そういう希望をもつて、ぜひ二十日に拂えるような程度に、御無理でも御審議をお願いしたいと思います。あるいは御審議上御無理かと思いますが、労働者側の要求も強いのでありますから、さようにお願いいたします、大体以上が主で、それに附帶した経費及び政入は見合つております。
○苫米地國務大臣 これは追加予算に織り込んで、実は向うへ折衝したんですが、財源その他をにらみ合わせると、今度の追加予算には無理だ。だから暫定予算に組んでいいじやないかという話が出まして、これもまだはつきり了承を得ておりませんが、本日の閣議で、今度暫定予算の方へ組み込んで、これをもつて向うへ折衝する、そういうふうになつているわけです。
○苫米地國務大臣 それは委員会がありますから、予算委員会で質問が出ると思います。そこで質問されるようにしたらどうですか。
○苫米地國務大臣 どうもその計數はまだはつきりわかりませんが、少くともこの運賃の方だけは、今申し上げた戰前戰後の比率から申しましても、また運賃の實費から申しましても、それからまた船と陸との運賃の比重から申しましても、陸の方が非常に安くなつておるわけでありますから、これはある程度まで上げてもいいのではないかという氣持がありますが、しかし、どの程度に上げれば、一方は獨立採算制の目的を達し、一方にはほかの
○苫米地國務大臣 それはごく最近にきまりましたので、今せつかくどういうふうに、どの方面の運賃を是正するかというようなことを研究しております。まだ具體的にはまとまつておりませんが、次の豫算編成の際には、それははつきりする問題です。それから明年度、ほかの準備ができますれば、できるだけ早く獨立採算の本題にもつていきたい、こう考えて、せつかく今進行いたしております。
○苫米地國務大臣 具體的なことは後ほど申し上げますが、大體先刻申し上げましたように、資材が非常に足りないので、新規事業は全面的に繰延べるという状態にありますので、ぜひやらなければならぬところも、どうも思うようにまいらぬ状態でありますが、詳しい具體的なことは、政府委員から御説明申し上げます。
○苫米地國務大臣 お答えいたします。今囘鐵道經理に對する赤字五十億圓を一設會計から繰入れてもらうことになりました。このことは實はこの七月に運賃の政正をいたしました際には、當初豫算すなわち二十二年度の豫算につきまして、前内閣がとりました計數によりますと、大體八十三億の缺損になるわけであります。その缺損を補填するために運賃の値上げをしよう、こういう時期に到達しておつたわけであります。
○苫米地國務大臣 地方鐵道法の一部を改正する法律案の提案理由を申し上げます。 索道につきましては、昭和二年遞信省令第三十六號索道事業規則が制定せられておりますが、この規則は、法律に基く省令ではありませんので、昭和二十二年法律第七十二號の規定により、本年末をもつて失效することになるのでございます。
○苫米地國務大臣 どうもはなはだ答辯がしにくいのでありますが、われわれの國家の現状が特殊な状態にあるということを前提としてお察しを願いたいと思います。
○苫米地國務大臣 いや財政法の三條が施されなくとも、國會の意見を無視しないような方法で、適當な方法が見つかればぜひそれをやりたい。しかしながらなるべくならば財政法三條の施行を取急いでいたしたいということに、盡力しておるわけであります。第二段の方法としてはそれによらずに、いかにして國會の了解を得られるかという點に對しては、今せつかく研究しております。
○苫米地國務大臣 經營合理化の方針は立つておらぬということでなくて、今せつかく研究中なんです。その具體化したものはむろんあります。ありますけれども總合しなければ――こういう大きな企業でありますから、總合することによつて初めて結果が現われてくるのだから、立つておらぬというのではない。今立てつつあるということです。
○苫米地國務大臣 ごもつともな御意見でありまして、私どももできるだけ立憲的な方法によつて、あの社會性を蔕びた運賃の取扱いをいたしたいという考えについては、高瀬委員と意見が一致しておるわけであります。その方法をいかにするかということについては、せつかく苦心研究中でありますから、しばらく時をおかし願いたいと思います。